2009年1月9日(金)
9:29
昨日は夕方帰宅後、ワインと紹興酒の残りで晩酌して寝た。睡眠中また攻撃はあったようだ。背中の右端の方(肩甲骨の辺り)がしばらく痛かった。
夜中に目覚めた後、風呂に入って仕事に出かけた。今年の初仕事ということになる。凍えるような寒さとあいにくの雨(すごく久しぶりの雨)で、コンディションは良いとは言えなかった。
今までの経験から言って、民放局は「ほのめかし」の危険が高いし、トークが多いためウェブを読んだり日記を綴る際には邪魔に感じることが多いので、最近NHK FMを聴く機会が増えているのだが、今日もNHKにダイヤルを合わせて、FM深夜便という番組を聴いていた。この番組を聴くのも初めてではなく、最近になって仕事中の時間帯にはかなりの頻度でダイヤルを合わせるようになっていた。ただし今日が仕事始めなので、久しぶりということになる。
番組内の「日本の歌、心の歌」というコーナーで、桐島某という歌手の特集が始まった。私にとっては聞き覚えのない名前であったが、配り終えたマンションから出てきたときにその歌の一節が聞こえてきた。なんか聞いたことがあると思い、「誰かリルを知らないか。いや違う。だれか故郷を思わざる、だ」と心の中で言った。するとその曲が終わったとき、司会のアナウンサーが言った。「『たれか故郷を思わざる』でした」。たれかの「た」の音を強調して発音していた。そうでした、「たれか」だよね。と思ったが、何か少し引っかかり始めた。その歌は昭和10年代という、戦前の歌だというので、「戦前?そんな古い歌、リアルタイムで聞いた人って今いくつよ?」と思考盗聴テストの含みもこめて、心の中で突っ込んでみた。するとアナウンサーがその直後に「私は戦後生まれなんですが、この歌は大好きでカラオケに行くときは必ず歌います」と。その後も、私の内言によるツッコミに対して、アナウンサーがすかさず弁明や反論を返してくるかのような展開が続いた。
アナ「桐島さんと高峰三枝子さんのデュエットで、昭和15年の○○○、聴いていただきましょう」私「へー高峰三枝子って戦前から活躍してたんだ。案外昔の人なんだね。今生きていたら百歳くらいかな(心内発言)」アナ「桐島さんは大正3年生まれ、〇〇年に〇〇して〇〇年に〇〇し、昭和59年に69歳で亡くなりました」私「この歌手のファンの人ってもうジジババでしょ。もうこんな時間(午前3時)はみんな寝てるよ早寝早起きだよ(心内発言)」アナ「リクエストを預かっています。○○○○さん73歳、○○○○さん77歳(つまりちゃんとリクエストして聞いているリスナーが存在するということ)」アナ「西条八十作詞、古賀政男作曲で〇〇○でした」私「作詞西条八十ばっかりじゃん」アナ「それでは少し趣向を変えた曲を。佐藤ハチロー作詞、〇〇〇〇作曲の…」
もちろん今回の件だけで即座にクロ認定することは控えたいが、最近私の身の上に起こっている一連の事象の流れを見てくれば、私があっさりスルー出来ないのも無理からぬところだろう。日記を始めたばかりの12月29日に書いたように、屋外にいるときのリアルタイムの思考盗聴の存在を、ラジオを使ったほのめかしによって私に知らせるというようなことはこれまでほとんどなかった。しかし、この日記を始めてから加害者側の行動がにわかに露骨化したということがあり、私も野外での思考盗聴の存在に確信を持つに至った。それで加害者の側でも開き直るような形で、おそらく今までに控えめにしてきたラジオでのリアルタイム反応を解禁したのではないか。それもNHKなら安全と高をくくっている様子の私に、NHKを使って、仕事始めの日にこのいたずら工作を仕掛けるというのが、仕掛ける側から見たら一番タイムリーだったのではないかと思われる。