2009年7月6日(月)
17:04
自室にて。
昨日はあの後しばらく携帯で2ちゃんねるで久しぶりに創価公明板を見たりしたあと小倉橋から帰宅。部屋でワインを飲んでいるとき、音楽に紛れて外の方から大声が聞こえてきたので急いでベランダに飛び出してみたら、外の通りで自転車を押しながら歩いている男が一人で意味不明なことを叫んでいるのだった。よく聞いてみると「こうめい」と「女」という言葉が繰り返し出てきていた。そのあと飯を食って寝た。その時見た夢は、
ほんの断片しか覚えていないが、一人裸で見知らぬ寝室にいる場面。胸を触ったところ胸毛を剃った後のようにジョリジョリとした感触があった(実際にはそこには生えていないのだが)。あと後半の方で《今、右翼街宣カーが通過》男性の化粧についてのレポートが展開し(確か女性アナウンスつき)、渋谷か原宿の道端で見つけた男の子二人がサンプルとして映し出されたのだが、もともと小柄で女の子に見間違われそうな男の子がさらに女の子になり切ろうとしているような感じだった。私はそれを見ながら「これアウトだろ!」などと言った記憶がある。
目覚めたのがすでに深夜だったし、外も雨模様だったので、今日も仕事は順延。腹痛は軽くなっていた。明け方に朝飯を食ってから先程まで何度も不規則なうたた寝を繰り返していて、そのつど夢を見たのでそれらの夢だけをまとめて書いておく。
①超短編。バイクに犬を乗せなくてはいけない事態になり、いろいろ考えるがとりあえず手提げバッグに入れて前籠に乗せようと決めた。しかしそれだと前方に飛び出されたりしたとき自分で轢いてしまうことになるかも知れないなどと考え、再び躊躇し始めるといったシーン。
②超短編。前の夢とつながっていたかどうかわからないが、バイクで山道をひたすら走っている。スッと視界が開けて人里にたどり着いたと思ったら、そこは厚木の温水付近にあるT字路(ポスティングに二・三回行ったことがある場所)に似た場所だった。
③短編。電車のボックス席に座っているのだが一緒にいた若い女性(誰だかわからない)に窓の開閉がスムーズにいかないと言われる。原因を調べてみると、取り付けに使われているネジが元々のものより太いものに取り替えられていたのだった。しかしこのネジの取り替え作業をやったのがそもそも私だった(という覚えが何故かあった)ので、それがばれたら私がわざとこの不具合を引き起こしたんじゃないかと疑われると思って急に窮地に立たされた気分になった。
④短編。学校の教室の窓際(左側)から二番目の列の一番前の席に座っている。休み時間のようで、友人(チトシ)が私の席のところまで来ておりそこで音楽の話をしていた。彼があるミュージシャンのことを賞賛していて、ホーンを入れる時も三種類の楽器を吹き分けていて、特にコルネットの音が凄いというようなことを言っていた。そして、「聞かせてやるから」と教室の後ろの方に私を連れて行こうとする。私は「いいよ、眠いから」などと言いながらも結局連れていかれた。そこで実際に音楽を聴いたかどうかはっきり覚えていないのだが、私はチトシに、「もっときちんと聴かなきゃだめだって、確かこの前もそんなこと言ってたな?」と言いながら笑った(そのようなシーンはリアルでも夢の中でも実際には一度もなかったのだが)。
⑤短編。広い敷地を持つ料亭かお屋敷といった感じの建物の回廊を歩いていると、中庭から私を呼ぶ声がする。それはプリン○ピア(中高時代に通っていた塾)のK先生だった(姿ははっきり覚えていないが私は最初からそう認識していた)。先生が「ギターは弾いているんですか?」と訊いてきたので、私は「はい。今でもずっと続けてます」と答えた。すると「それじゃ今度1、2、3、4、5くらいから教えてもらおうかな」と先生は言った。私は恐縮したような笑顔で会釈して、目の前の座敷に入っていった。
⑥短編。兄と一緒にいて雑談をしているのだが、場所が世田谷にあったおばあちゃん(祖母)の家の居間(この場所の登場頻度が有意に高いのはなぜだろう?*)だった。何の話をしていたのかは忘れたが、そのうち父と母が連れ立って帰ってくる。意外なことに、母が私たち(兄と私)に向かって、「(父と二人でいるところを)覗いてたでしょう?会話を聞いてたでしょう?」と詰問してくる。「そんなことはない」と私は思わず言ったが、その拍子にちゃぶ台の上に置いてあったワインの紙パックをはたいてしまい、紙パックが倒れてワインがこぼれた。「それが慌てている証拠だ」と母はさらに詰め寄ってきたようだ。「テレビで何を見ていた?」とも訊いてきたので、「別に、変なものは見てないけど…」と答えた。それはエロいビデオなどを見ていない、という含みもあって言ったのだが、母はもっぱら自分たちの姿を見ていたものと疑っていたようだった。
⑦長編だが記憶が飛び飛びである。何か見知らぬ山合いの町でポスティングをしている。街道沿いにマンション(リゾートマンション?)が並んでいたようで、それらのマンションばかりを回っていたような覚えがある。その途中で歌を歌いながら行進してくる集団に出くわした。どんな歌を歌っていたのかは忘れたが、ギターを持っている人がいたので貸してもらって私も伴奏に参加した。その後の場面の登場順序がハッキリしないのだが、街道をバイクで走っているうちにスピードを出しすぎて事故るシーン(バイク全壊)があったり、この歌はある有名人(俳優?)に歌ってもらおうということに決まって、その人の住むマンションの集合ポストにチラシを一枚だけ入れに行くというシーンがあったり、南野陽子が登場してきて私と何か立ち話(内容は覚えていない)をするというシーンがあったりした。そのあと道端の駐車場のような場所に座って、女性(南野陽子なのかあるいは既に別人物にチェンジしていたのかは定かでない)と会話している場面にいつの間にか変わっていて、私は「中学生くらいでおかしなことしちゃう子っていうのは、母親からの愛情が足りないんだよ」と言った。私の右側に座っていた女性が、「横浜銀蝿も…ね」と言ったので、「横浜銀蝿が、なんだって?」と訊き返すと、「横浜銀蝿も解散しちゃった」と言った。そのあと出入りの業者の車がやって来て目の前につけたので、彼女がそちらに寄って行くと、運転手の男が彼女にフレンドリーにいろいろ話しかけてきた。そのあと場面転換があり、なぜかその女性(小柄だった)が元いた場所からは離れた街角から再び出てきて、「いつもあんな調子なのかしらね」と、おそらく先刻の業者の男について笑いながら言っていた。
*註:祖母の家は私にとって思い出深い場所の一つではあるが、私が中学生の頃にとっくに取り壊されているので、、二十数年を経た現在の夢にあまりに頻回登場することには違和感を覚える。しかもこの日記を始めてから急に登場回数が増えているのである。この家は新宿から京王線で四駅目の代田橋の駅前という好立地にあったが、取り壊されて現在はパチンコ店になっている。
目覚めた瞬間、下半身(脚中心)に強い痺れが引き起こされているのに気づいた。