2009年6月10日(水)
15:17
今日も自室より。
~中略~
ここで一旦目が覚め、しばらくごろごろしながら直前の夢の内容を反芻したりしていたが、また眠くなり寝入った。その時見た夢はリアリティーが高く場面数も多かったようだが、記憶に残っている部分は限られているので、いざ文章に書いてみると、さほどの分量にはならないかもしれない。
①覚えているのは、塾の教室のような場面あたりから。私は教室の一番後ろの列を左横から眺めるようなアングルから見ているのだが、私自身はこの場面には参加していないようだった。このシーンの主役は別におり、それは確か昔の宮川一朗太みたいな感じの若者だったと思う。シーンはこの主人公の塾の中での春秋物語というか、エピソードのダイジェスト版といった感じのもので、彼は私から見た遠いほうの席から順次近いほうの席に席替えにより移動してくるのだが、そのそれぞれの席ごとに一つのエピソードが展開するといった形だったようだ。確か最初のうちはこのクラスに馴染めず、孤立していたのだが、しっかり予習をしてくるようになってから、周囲に友人が集まってくるようになり、あれこれ解らないところを訊かれたりして頼りにされるようになった。というような流れだったと思う。最後の方ではっきり織田裕二が登場してきたのが印象的だった。彼はこの主人公の友人なのだが、破天荒な風来坊といった感じのキャラで、つかつかと教室に入って来て主人公に二言三言ツッコミを入れると、また出て行ってしまった(書いているうちに思ったが、「予備校ブギ」によく似た設定だ。そうだとすると、主人公役は緒形直人ということになるのだが....)。そのあと場面転換があったようで、
②私はビルの薄暗いスペースで昇りのエレベーターを待っている。何かその階全体が暗くてひっそりしていたので、そのビルは閉館中だったのかもしれない。私の目的階が「3階」であったことをはっきり覚えている。エレベータは3つあったのだが、左と真ん中の2つは全然遠い階で動いているらしいことが表示で分かったので、一番右側のエレベーターに乗り込んだ。箱の中は私一人で、さっそく目的の3階のボタンを押そうと思ったが、3階のボタンがない。3階を飛ばして一番近い階のボタンは4階ということになっていた。特急のエレベータなのかと思い、仕方がないので4階のボタンを押して発進させた。すると、もの凄いスピードで上昇し始め、あっという間に4階を通り過ぎてしまった。そのままエレベーターは上昇を続け、止まる気配もない。私もさすがに気が動転したが、操作盤を見るとそこには十数階までのボタンが付いていて、しかも上のほうの階については各階停止できるようにすべての階のボタンがあった。このビルの上のほうはおそらくマンションになっていて、その居住者のためのエレベーターだったらしい。そこでおそらくまだ到達していない12階のボタンを押してみた。しばらく待ったが、この超ハイスピードを考えればとっくに12階に到着しても良いと思われる頃合いを過ぎてもエレベーターは止まる気配を見せず、ひたすら上昇し続ける。さすがに身の危険を感じはじめたところで場面が一転、
私はビルの屋上の手すりの上に危うく佇立していた。後ろ側に倒れればもちろん真っ逆さまだが、私はさほど怖がりもせずふんわりと前方へ着地したようだ。そこはビルの屋上としては意外なほど広く、花壇やペイヴメントも整備されていて、ちょっとした公園のようになっていた。私はその中を歩いて行ったが、確か途中で小銭をバラバラと落としてしまって拾い集めなくてはいけないことになったと記憶する。そのあと再びエレベーターで降りることはなく、いつの間にか公園を出て街角を歩いている場面になったので、ビルの屋上と地上の空間が繋がっていたということになるようだ。この時には兄と、おそらく父が同行していたようだった。私は兄に先程のエレベーターの件について話したようだ。なぜ12階のボタンを押したのかについて、「13階は避けた。俺の夢の管理人はそういう言葉遊びが好きみたいだから」などと言った覚えがある。その他、自分がこういう状況に置かれたことについて、何か特定の企業(ケンタッキー)と揉めたからかもしれないというような仮説を吐いたようだ(現実にはそのような状況は全くないのだが)。兄も「ケンタッキーとのことが大きいと思うよ」と言った。私は「誘導してくれればいいのに、と思うよ。応募してないのに金が当たりましたとかさ」などと言ったようだ。その後たしか場面が変わって、路上(T字路)に居ながら、なぜかそこを自分の住居だと認識していて、そこに寝泊まりする気になっているようなシーンになったようである。
目が覚めた直後、両目の奥が激しくショボショボした。筋肉への振動刺激も睡眠中ずっと続いていたようで、引き攣れるような痛みに達していた。