2009年5月30日(土)
15:33
今日も惰性で自室より。
~中略~
部屋に帰ってから朝飯を食って寝た(寝る前、心臓が不自然な動悸を起こすような加害刺激を受けていた)。その時見た夢は、リアリティが高く、一続きの長い夢だった印象が残っているのだが、覚えているのは最後の方の場面のみ。
どこかで見たことのありそうな、リアルな駅周辺の街角にいるシーンから記憶が残っている。電車のレールを見下ろす形で線路際を通っている歩行者専用の小道があるのだが、そこに若い大学生くらいの女の子と二人でおり、道端でキスを始めた(かなりディープで長かった)。私は、その時点ではその前の場面の記憶もあったらしく、これが何か「浮気」にあたるような行為であると認識していたようなので、前の場面で他の女性と何かあったのかもしれない。するとそこへA布大学時代の同級生のO寺君が左の方からやってきて、「ネタの使い方」云々という話をしてきた。それは、どうやらオナニーの仕方についての話らしかった。「大学に入るまでの2年間で鍛えた」というようなことを言っていた。私は彼が一浪で入学したと聞いていたので、「1年じゃなかったっけ?」と訊いたら「いや2年」と答えた。その後、どういうやりとりがあったのか忘れたが、女の子もO寺君もいなくなり、私は歩道から車道に出て行き駅に入ってくる電車を追いかけるシーンになっていた(その電車に知り合いが乗っていたんだと思う)。その後いつの間にかホームの上に降り立っており、そこを歩いていると、背の高い二人づれの若者に呼び止められ、自分の食べたカップうどんのスープの残りをあげると言われた。私は「いいです」と言って断り、彼らの前を歩いて行こうとした。すると「麻雀で負けたりでもしない限り、(スープを)飲まないらしいよ」と背後から私のことを言っているらしい声が聞こえた。
目が覚めた後、キスした相手は誰だったんだろうとか、その前の場面では何があったんだっけとか色々考えてみたが思い出せなかった。しかし、諸感覚のリアルさからしても、右目の奥のほうに鈍痛が残っていたことからしても、昨日の夢に引き続いてかなり「人の手が入った」夢だったことは間違いなさそうだ。
ピアノを弾いたりしたあと早めの昼食を取った。その後また眠くなってきて寝た。その時見た夢は、
①ガソリンスタンドの隅に掘りごたつが切ってあってその壁際の席にいる。そのガソリンスタンドのオーナー家族(実際には見知らぬ人達)が私の部屋の大家ということになっていて、彼らに一休みして行くよう誘われたということらしい。卓袱台を囲んでどんな話をしたのかあまり覚えていないのだが、家族の人たちの姿はリアルに目に映じた。途中飲み物を勧められ、アイスコーヒーもあるし、ビールもあるよと言われた。左の席に座っていたおじさん(主人?)はビールを所望して飲み始めていたと思う。私は遠慮して結局飲み物の注文はしなかったが、そのうち私の目の前でおばさんが食事の準備をし始めたので、ご馳走してくれるのかなと思った。しかし食事ができあがる前に、何を思ったのか私は自分のバイクのところに戻って行き、バイクに給油しようとし始めた。すると給油口からガソリンが溢れだすばかり。「何やってんだ、さっき入れたばっかりだったのに」と独りごちた。実際さっき満タン給油をしたばかりだったのである。しかしノズルから出るガソリンは止まらず、私はノズルをなぜか目の前にいつの間にか出現していた空のプールのようなスペースへ向け、ガソリンをそこにぶちまけてしまった。そこへ家族やスタンドの従業員らしき人達が出てきた。「酔ってたからね」とおばさんが言ってくれたが、実際にはビールは飲んでいない。私は隣のレーンで床清掃を始めたおじさんに、「すみませんね」と謝った。
②ビルのような建物の階段を降りて行き、一階の出口に向かおうとするところでインドネシアでの知人のSさんに捕まり、「ピアノ教えて」と言われる。私は「どうせこれ夢の中だよ。ていうか、そのことを思い出すと目が覚めちゃうんだよな」などと言った。
③ ②の直後だったかどうかははっきりしないが、夢から目覚めると自分の部屋に居た。しかしそこから玄関の方へ歩き出そうとするとどうも様子がおかしい。自分の視点が明らかに実際よりも低い位置にあった(50cmくらいか)。ひょっとしたらこれはまだ夢の中かもしれないと思い、試しにドアの前でジャンプしてみたらふわっと2mくらい浮遊したので、これは夢に間違いないと確信した。部屋を出るとそこは廊下で、左右に部屋が並んでいるアパートの1階だった。私は向かいの部屋のドアが半開きになっていたので、そこに侵入してみた。そこには誰もいなかったが、部屋の奥の隅のほうにAV機器の類がごちゃごちゃと複雑にセットされてあり、そのすべてがきちんと作動しているようだったので、この部屋の主はオーディオマニアだと推測した。今回の夢のうち一番視覚的に鮮明だったのは実はこれらの機器の姿であって、機器のパネルに光る文字など本当にこれが夢の中の光景なのかと疑うほどにリアルだったようだ。その後その部屋を出て廊下を歩いて行くと、床の上に剥がれてくちゃくちゃになった貼り紙が落っこちていた。拾って見てみると、何の貼り紙だったかは忘れたが、地域名として「西の辻」という文字が入っていた。そのあと場面転換があり、いつの間にか私はそのアパートから出て、近くを走る幹線道路に架かった歩道橋の上に居た。先ほどのアパートを外から一望できる場所に移動していたわけだが、なぜだかそこに南野陽子がいて、何か会話を交わしたと思う(内容は覚えていない)。